4月4日(金)・5日(土)・6日(日)・7日(月)・8日(火)・9日(水)
新年度最初のシリーズは全国から近況好調者が集結。守田俊介は昨年12月の尼崎で今期初Vを挙げると、1月下関から2月びわこでは一般戦4連続Vを達成。また、当地は昨年3月戦で6回目の優勝を飾るなど相性も抜群だ。地元の塩田北斗も今期は優勝4回と各地で決定力を見せつけている。さらに当地は全24場で最多の優勝7回を誇るドル箱水面とあって、守田との一騎打ちが有力だ。両者に割って入るのは、海野康志郎と田中和也。海野は昨年11月に丸亀G1で優出し、2月大村G2でもベスト6入りを果たすなどトップ戦線で活躍中。一方の田中も今期V3と勢いに乗っている。北山康介は今期優勝こそないが、勝率に関しては出場選手トップの数字をマークして好リズムだ。清水敦揮や佐藤大介、和田拓也も安定した立ち回りを見せているが、向後龍一と山田晃大はA1級キープへ向けて調子を上げたい状況。現A2級勢では、水摩敦がA1級復帰へ好ペースだ。
4330 奈須啓太
SGでの経験値を生かして優勝争いへ!
20年の選手生活において昨年は大きなターニングポイントとなった。デビュー7年目に突入した2012年1月芦屋の新鋭王座決定戦(現ヤングダービー)でG1初優出、2年後の2014年1月には唐津周年でも優出するなど、早くからセンスあふれる走りを見せていたが、以降は記念戦線で思うような結果が残せず、2024年前期審査期間には23期間キープしていたA1級の座から陥落した。続く2024年後期審査期間もA2級と精彩を欠いたが、転機が訪れたのは2025年前期審査期間。期初めの当地5月戦で自身1年7ヵ月ぶりの優勝を飾ると、続く平和島G2で初優出初Vを達成。SG初出場となる今年3月若松クラシックの優先出場権を獲得した。6月住之江でのケガの影響でその後は計約8カ月近く欠場を余儀なくされたが、復帰3節目の2月芦屋で優勝を決めるなど調子は上々。SGを経験してひと回り大きく成長した姿を地元ファンの目に焼き付ける!