10月19日(日)・20日(月)・21日(火)・22日(水)・23日(木)・24日(金)
当地では初の試みとなる「A1チャレンジカップ」。タイトルからわかるとおり、主力として出場する8名のA1級レーサーを相手に、B級レーサーが下剋上をめざす企画レースで、予選期間中はA1級VSB級5名の構図となる。A1級の中で注目を集めるのは、地元エース格の新開航。前回8月戦は王道を歩んで優勝し、9月宮島のPG1ヤングダービーでも優出するなど好調をキープしている。G1優勝歴を含めて当地水面での実績が豊富な重成一人や、今期(5月~)V3と快調な原田篤志、杉山裕也、村上遼の3人も注目の的。小坂尚哉と若林義人もハイアベレージを残す近況が頼もしいが、桑原悠はF2とあって無理ができない状況に。それでも実力を考えれば軽視はできない存在といえる。彼らに立ち向かうB級勢で異彩を放つのは枝尾賢。長欠の影響で現在はB2級だが、実力を考えればA1級勢と同等の評価が必要になるのは間違いない。
4684 楠原翔太
準優勝だったお盆戦以上の活躍に期待!
B級勢にとってA1級レーサーは分厚い壁となるが、今節は通常のレースと違う点が1つある。それはA2級勢がいないこと。いつもなら各レースにA1~A2級が2、3名いることが多いが、今回は各レース1名のA1級が相手。言い換えればA1級レーサーを倒すことができれば下剋上のチャンスが広がってくる。そこで注目したいのが地元の楠原翔太だ。現在は2期連続でB1級に甘んじているが、これまで6度のA2級経験があり、底力があるのは間違いない。今期は本来の走りを取り戻しつつあり、勝率もA2級復帰へもうひと踏ん張りといった状況だ。また、8月お盆戦で準優勝と好走したばかりなのもアピールポイント。そのお盆戦は1走目に5コースから白星を奪ったことで勢いに乗り、3日目には連勝ゴール。準優勝戦は3コースからの豪快まくりで篠崎元志の1コース戦を破る大金星を挙げたのは記憶に新しい。今節もA1級勢を相手に大暴れする予感が漂う。