8月11日(月)・12日(火)・13日(水)・14日(木)・15日(金)・16日(土)
福岡支部内でも指折りの水面巧者がお盆シリーズに参戦。その中で出場選手中2番目の通算勝率7.24を残しているのが前田将太。当地は2021年6月のG1周年記念Vに、一般戦では目下9連続優出中で活躍必至だ。7.26で通算勝率1位の篠崎元志も4月開催のG1周年を含めて今年3戦すべてで優出中。この両者は当地推薦で8月若松メモリアルへの出場も決まっており、その期待に応えるためにも気合を入れて臨む。5月GW戦で予選トップ通過からの王道Vを果たした中辻崇人は、持ち味の攻撃力を発揮して特選レース連覇へ。6月戦Vの渡辺浩司も当地2連続Vが懸かる。GW戦で優勝2回の実績を誇る古澤光紀、お盆戦V2の里岡右貴、今年の正月戦を制した石倉洋行も上位争いへ。松田大志郎も当地は通算10優出V1と好成績を残している。ほかでは、地元初Vをめざす竹下大樹に、A2級降級ながら今期復調中の出畑孝典と益田啓司に注目したい。
4588 田中京介
A1級初昇級へ向けて勢いを加速させる
デビュー17年目を迎えて選手として脂がのってきた今、遅咲きながら才能が開花しようとしている。これまでの最高勝率は2022年後期審査期間の5.81。現在は3期連続A2級で、通算でも11度のA2級を経験するなど安定感はあるが。6点勝率の壁は想像以上に大きかった。しかし、2026年前期審査期間の今期は5月に三国、6月にはびわこと平和島でベスト6入り。勝率も6点台半ばをマークするなど好調モードに入っている。ただ本人は「いいモーターを引き続けているおかげ」と自己分析。あくまでモーター抽選の良さや一過性を強調したが、6点勝率の壁を軽々と超えているのはレベルアップしている証拠だ。今後の展望については「A1級が狙えるからといって守りには入りたくない。いつもどおり自分のレースを貫いて、最終的にA1級に上がれる成績を残せたら最高ですね」。それを実現させるためにも、地元水面でさらなるペースアップを図る。