11月5日(火)・6日(水)・7日(木)・8日(金)・9日(土)・10日(日)
次世代のスター候補が全国から集結し福岡水面でスピードバトルが展開される。優勝の最有力候補として注目を集めるのは豊田健士郎。2020年に年間V5をマークして頭角を現すと、昨年も優勝5回の固め打ち。さらに今年は自己最高となる年間V7を挙げるなど本格化中。当地は昨年3月の同大会を制して相性も良好と言える。今年ルーキーシリーズで大暴れしているのが藤原碧生。初優勝を含めて今年V4を挙げ、そのうち3回がルーキーシリーズだ。中島秀治と前田翔の124期コンビに、飛田江己と中野仁照の128期コンビ、石本裕武もルーキーシリーズで優勝実績を持つ。出場選手で唯一G1優勝歴がある中村日向や、実力上位の佐々木翔斗、田頭虎親、松本純平、砂長知輝、常住蓮も優勝争いを外さない。迎え撃つ地元勢は、溝口海義也、原田才一郎、中亮太のA1級トリオに期待が懸かる。当地フレッシュルーキーの篠原晟弥も地元が舞台なら力強い走りを見せる。
5303 土井歩夢
急成長を遂げる地元若武者が結果を残す
夢をかなえてボートレーサーになった”信念”を胸に、プロの世界で結果を残す。北九州市若松区出身で実家はボートレース若松の近所とあって、ボートレーサーになりたいと思うのは自然の流れ。132期で養成所に入所し、勝率4位と好成績を残して2023年5月にデビューした。デビュー3節目の丸亀で水神祭を飾ると、その後も2着1本、3着6本をマーク。新人とは思えぬ走りっぷりでB1級昇級を果たした。2期目は昨年の当地12月戦で自身2勝目をゲット。今年3月の浜名湖で初めてフライングを切ってしまったが、4月若松では自身初の節間2勝を挙げる活躍を見せた。迎えた3期目は6月江戸川でデビュー初優出を達成し、1着数も2桁に到達。勝率も1点以上伸ばすなど、成長曲線は急上昇カーブを描く。旋回力の強化はもちろん、特にスタート力の強化が顕著で、”速さ”と”質”の両方を兼ね備えている。今節も持ち味を発揮して結果と印象を残す!