6月1日(土)・2日(日)・3日(月)・4日(火)・5日(水)・6日(木)
A1級4名を擁する地元勢が優勝争いをリードする。その筆頭格となるのは渡邉優美。今年は2月びわこレディースオールスターで女子特別戦初Vを達成し、名実ともに女子のトップレーサーに。4月当地のヴィーナスシリーズでは優勝戦1号艇で敗れているだけに、今度こそ2回目の地元制覇をファンに約束する。出場選手トップの新勝率を残して好調な川野芽唯、自身4年8カ月ぶりの優勝で完全復活を印象付けたい魚谷香織、当地通算V7を誇る日高逸子が脇を固める。遠征勢で注目は岩崎芳美、中谷朋子、櫻本あゆみのA1級勢。いずれも来期はA2級降級が決まっているが、底力があるのは間違いない。しっかりとリズムを立て直して上位争いに食い込む。平高奈菜は来期もA2級と精彩を欠いているが、こちらも実力は周知のとおりだ。淺田千亜希や向井美鈴、宇野弥生、今井裕梨らも機力次第では優勝争いに名乗りを上げる。急成長中の平川香織にも注目したい。
5203 神里琴音
純地元水面でデビュー初優出をめざす!
2021年5月のデビューからわずか3年で2月びわこレディースオールスターに選出され、5月宮島大会にも出場するなど人気は既に全国ファンが知るところ。まだ人気に実力が追いついていないのは否めないが、それでも着実に成長を遂げている。デビューから勝率が右肩上がりなのに加えて、スタートの部分での成長が成長の大きな要因になっている。デビュー当時は平均スタートコンマ21だったが、2024年後期審査期間の平均スタートはコンマ16という数字が証明している。また、旋回センスもキラリと光るものがあり、スタート一撃の攻撃的な走りよりも道中での追い上げが得意な印象だ。当地4月のヴィーナスシリーズでも粘りの利く走りで上位着を奪い、さらに自身初の節間3勝マークと好走。準優勝戦は3着とデビュー初優出には手が届かなかったが、しっかりと結果を残してみせた。今シリーズも初日から目が離せない存在になりそう。