5月5日(日)・6日(月)・7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)
福岡、静岡、山口の3支部に実力派のA1級レーサーがそろっており、さながら3支部対抗戦の様相だ。地元福岡支部からは3月唐津でG1戦3勝目を挙げた西山貴浩が参戦。その西山と同じく近況も7点勝率をマークする前田将太に、当地では安定して上位を争う田頭実、岡村慶太、仲谷颯仁も参戦するとあって地元勢の牙城は強固だ。静岡支部は菊地孝平と坪井康晴の82期コンビに、服部幸男、深谷知博が出場し、A1級4名全員がSG覇者の豪華布陣。特に菊地と坪井は水面攻略にも自信を持っており、菊地はSG優勝歴があり、坪井はG1周年2連覇の実績が光る。山口支部勢を引っ張るのは、前回戦で当地初制覇を飾った大峯豊で、近況勝率も7点台と安定感は抜群。森野正弘も7点勝率に迫る勢いあり。谷村一哉と森永隆は少し精彩を欠く状況だが、実力は周知のとおり。ほかでは、7点勝率マークと自信あふれる走りを見せている地元の中亮太にも注目したい。
4371 西山貴浩
地元水面でさらにリズムを上昇させる!
今年は”来年3月の若松クラシック出場”と”3年ぶりのグランプリ復帰”を目標に掲げており、3月唐津G1制覇で早々に若松クラシックの出場権を確保。それと同時に唐津初Vで九州5場制覇も達成した。「やっと九州5場で優勝できた。それに若松クラシックの出場権を手にできたことは大きい」。ひとつめの目標を達成したことで、もうひとつの目標に全集中することができる。グランプリ復帰へは記念戦線でのさらなる活躍はもちろん、一般戦でも賞金の上積みが必須だ。当地は3月戦を走ったばかり。機力的には中堅あるかどうかの動きだったが、持ち前のコーナー勝負でコース不問の走りを見せて優出。優勝戦も5コースから展開をとらえて2着と見せ場をつくったのは記憶に新しい。今回は一般戦ながら上位には記念レーサーがそろった激戦シリーズとなっているが、近況リズムの良さは間違いなく№1。8年ぶり3度目の当地制覇でさらに勢いづく!