3月18日(月)・19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)
男女問わず全国から実力派レーサーが福岡水面に集結。地元勢は西山貴浩と田頭実がツートップを務める。ともに当地実績は地元ファンなら周知の事実で、西山は下関周年と芦屋地区選の両G1で2節連続優出と好ムード。一方の田頭はやや精彩を欠く状況だが、地元を走れば調子関係なしの走りを見せてきた実績がある。近況勝率7点ペースと急成長中の中亮太も楽しみ。遠征勢を引っ張るのは、今年の中国チャンプ・山口剛だ。当地2回の優勝はともに2~3月戦で今節と同時期なのも興味深い。当地実績という点では、通算V5を誇る守田俊介と一般戦では2連続V中の山田康二も期待値は高い。田口節子も当地はクイーンズクライマックスでのG1制覇を含めて4連続優出中と好走必至。ほかでは、昨夏の当地メモリアルでの25万舟券提供が記憶に新しい石渡鉄兵や、順調に実績を積み重ねる松山将吾、鈴谷一平、高橋竜矢らも上位の一角だ。
5029 中亮太
近況絶好調の勢いに乗って当地初Vへ!
同時期に戸田クラシックが開催されているが、惜しくも出場できなかった銘柄級が多数参戦し、一般戦といえども上位勢はトップレーサーばかり。その中でも結果を残しそうなのが地元の中亮太だ。最近2期はA2級と少し調子を落としていたが、今期はここまで勝率7点ペースと絶好調。その大きな要因となっているのはスタートの鋭さが増したこと。最近6期間の平均スタートはコンマ13~15と以前からスタート力には定評があったが、今期はここまでコンマ10とキレキレ。この数字はあの菊地孝平や原田幸哉と同タイミングで、平均スタート順位はさらに上を行く1.74と驚異的な数字で、もちろん全選手でもトップだ。その結果、常に自分から仕掛けるレースが増えたことで1マークの攻めにも迫力があり、1着率37%は全国トップレベル。3連率も70%を超えている。自信あふれる走りを見せている今なら、銘柄級を相手に当地初Vを決めても不思議はない。