3月9日(土)・10日(日)・11日(月)・12日(火)・13日(水)
地元A1級の古澤光紀がシリーズを引っ張る。今年は芦屋正月戦で優出3着と好発進を決めると、続く宮島では5コース差しから2マーク逆転のVゴール。2月芦屋の九州地区選は優出こそ逃したが準優2号艇の活躍を見せるなど好リズムだ。さらに純地元の当地は昨年のGW戦を含めて通算V3と水面実績も申し分ない。対抗格は飯山泰。当地はG1初優勝を飾った記念すべき水面で、全24場トップの勝率7点台を残すなど水面攻略には自信を持っている。横澤剛治も飯山と同じく当地V2の実績があり、SG初優出を決めた思い入れの強い水面でもある。2月平和島地区選で優出した一瀬明や、コース不問の走りで魅せる山下和彦と麻生慎介の広島コンビ、パワー戦に持ち込む金田諭と野村誠、近況好調な竹井奈美、原田才一郎、常住蓮らも上位争いに食い込んでくる。
5028 原田才一郎
本来の走りを取り戻してリズム急上昇中
天国と地獄をいっぺんに味わった経験を糧に、未来のスター候補が地元水面で猛アピールへ。2023年後期審査期間は2月常滑の「初優勝シリーズ」でデビュー初Vを飾り、4月三国で2度目の優勝。初のA1級昇級も果たすなど充実の半年間となったが、2024年前期審査期間は期初めの5月にF2本を抱える苦しい立ち上がり。持ち味である攻撃的な走りができなくなったことで勝率も5.54まで下降してA2級降級という結果に。しかし、そこで気持ちが折れないのがスター候補としての素質を感じさせる。F2本から解放された2024年後期審査期間は初戦の若松G1こそ結果を残せなかったが、続く戸田ではまくりでの5勝を含めて10戦8勝、オール3連対とコース不問の攻めで自身3度目の優勝を決めた。その後も12月唐津と1月びわこで優出するなど、A1級復帰へ快調な走りを見せている。近況リズムは現A1級勢にも引けは取らず、今シリーズも要注目だ。