1月3日(水)・4日(木)・5日(金)・6日(土)・7日(日)・8日(月)
24年の開幕戦は地元勢が集結する豪華シリーズ。特に今年は篠崎元志と篠崎仁志の兄弟レーサーが参戦するとあって盛り上がることは間違いない。兄の元志は出場選手トップの新勝率7.43をマーク。15大会ぶりの正月戦制覇で新年初笑いへ。弟の仁志も新勝率は7点台と安定感があり、前回11月戦では当地V16を決めるなど地元水面での強さは別格だ。篠崎兄弟に割って入るのは前田将太。23年は2回目のG1制覇を含めて年間V7と高い決定力を見せつけた。正月戦初Vで3大特選完全制覇へ。ほかでは、現役最多タイの正月戦V3をめざす江夏満をはじめ、里帰り戦で優勝歴を持つ石川真二、白水勝也、平田忠則、渡辺浩司、里帰り戦初Vをめざす益田啓司、石倉洋行、高倉和士、竹井貴史らの走りも楽しみ。竹下大樹、篠原飛翔、篠原晟弥の3名はデビュー初Vを狙っての参戦。先輩レーサーを相手に結果を残せれば今後のキャリアアップにもつながる。
4022 待鳥雄紀
近況絶好調の勢いに乗って地元制覇へ!
2024年後期審査期間(11月~)は絶好調モードだ。近年はA2級暮らしが長くなっているが、本来はA1級経験もある実力者で、今期はまだ1カ月ほどではあるが勝率7点台をマークしている。その内容も秀逸で、月またぎ開催を終えて、新期初戦の11月下関では準優3コースまくりで優出を果たすと、優勝戦も同じ3コースから果敢に仕掛けて準優勝。続く平和島の短期決戦は予選最終日に3コースまくりを決めてベスト6入り。優勝戦は6号艇での登場だったが、6コースからコンマ07のトップスタートを決めてまくり一撃を放ち、自身4年3カ月ぶりのVゴールを飾った。勢いを加速させて乗り込んだ浜名湖でも予選トップ通過で準優1号艇を射止めると、優勝戦は道中逆転劇ながら2節連続Vを達成。リズム抜群の近況に加えて、純地元の当地は通算V4を誇る水面。今シリーズも活躍する姿を想像するのは難しくなく、7年3カ月ぶりの地元制覇に期待したい。