12月1日(金)・2日(土)・3日(日)・4日(月)・5日(火)・6日(水)
7月児島オーシャンカップを5コースまくり差しで制しSG初優勝を飾った羽野直也は、2024年前期審査期間の勝率も8点オーバーを残し、9月若松では年間7回目の優勝。次々と自己記録を更新するなど充実ぶりが際立つ。未来の福岡支部を背負って立つ逸材が、まずは福岡3場制覇へ向けて当地初Vを約束する。同じ福岡勢では、好不調の波やモーターに関係なく地元水面では力走する平田忠則と益田啓司、当地は1年ぶりながら2連続優勝を狙う石川真二にも大きな期待が懸かる。遠征勢で注目すべきは西島義則。前回11月戦はパワフルな舟足に仕上げて優出しており、今回こそ当地初制覇へ。新勝率7点台と好調な北山康介、同じく高勝率マークの高野哲史と北野輝季や、攻撃的な走りで見せ場をつくる森永淳、坂元浩仁、武富智亮の3名、堅実戦に定評のある宇佐見淳も優勝候補として名前が挙がる。実力確かな大久保信一郎と下寺秀和も、モーター次第では侮れない。
3898 平田忠則
4年ぶり11回目の当地制覇へ全力
2024年前期審査期間も安定した走りで勝率6.60を残し、37期連続でA1級キープと第一線で活躍中。特に夏場からはリズムもグングン上昇しており、8月住之江を皮切りに9月浜名湖、10月丸亀、常滑で4節連続優出を果たした。新期は若松、そして当地へのあっせんが入っており、どちらも抜群の実績を誇る地元水面とあって、今以上に勢いを加速させて当地入りしてきそう。当地実績をおさらいすると通算82節で優出41回。優出確率は50%と驚異の数字をマークし、SGやG1でも優出歴を持つ。優勝回数も全24場で最多の10回を誇る。さらに深掘りすると「福岡ソフトバンクホークス杯」は過去に2回出場して2優出V1と相性のいい大会で、活躍できる条件はそろっている。近況当地は3節連続で優出を逃しているだけに、今回はいつも以上に気合も入っているはず。地元A1級としての意地を見せつけて4年ぶり11回目の当地制覇を決めるか。