今年最後のサマータイム開催となったボートレース福岡「日刊スポーツ杯争奪戦」。今節のベスト6が激突した優勝戦は、シリーズリーダーの赤岩善生(愛知47歳)が制した。スタート展示は枠なりの5対1だったが、本番は5号艇の堀本和也がピット離れで飛び出して1253/46の並びに。スリット隊形は6コースの一宮稔弘だけが立ち遅れたが、残る5名はコンマ15前後の好スタートを決めて1周1マークの攻防へ。インから一目散に逃走態勢を築いた赤岩が、佐藤博亮の差しや堀本のまくりをしっかりと受け止める完封劇を披露。通算111回目の優勝を飾った。1周バックで松尾昂明、佐藤、堀本の3名が並走状態となった2着争いは、1周2マークを先取りした松尾に軍配が上がった。その間に1周バックでは5番手だった篠崎元志が好旋回で3着争いに加わると、2周2マークで堀本を引き離し、3周1マークで佐藤との競り合いにも決着をつけた。