サマータイムのボートレース福岡「世界水泳2023福岡大会開催記念・第2戦」は、31日が最終日。当地のSGメモリアルを控える5名が出場した優勝戦は、1号艇の茅原悠紀（岡山36歳）が圧巻の走りを披露した。戦前の予想通り進入は枠なりの3対3。1～5コースの選手が1艇身前後のスタートを決める中、コンマ11のトップスタートを踏み込んだ茅原が一目散に逃走態勢を築くと、誰の攻めも寄せ付けない完璧な旋回であっさりと先頭に浮上。その後も後続を突き放す圧倒的なレース内容で、SGメモリアルへ弾みをつける優勝を飾った。2番手争いはブイ際を差し込んだ篠崎仁志が優勢に運び、1周2マークは内から伸ばしてきた前田将太を冷静に交わす好ハンドル。2周1マークではスピードを持った旋回で後続との差を広げて2着を確保した。3番手は2周ホームで前田と大池佑来が並んだが、わずかに前を走っていた前田が2周1マークで大池を競り落とした。