サマータイムのボートレース福岡「九州スポーツ杯争奪戦」は、8日が最終日。ドリーム1号艇指名の期待に応えてシリーズを引っ張ってきた新田雄史（三重38歳）が、最後も力強く押し切って今年4回目、当地ではSG初優勝となった13年5月のオールスター以来となる2回目の優勝を飾った。進入に動きはなく枠なりの3対3。3コースの村上遼だけが少しスタートで立ち遅れたが、残る選手はコンマ10前後の好スタート。スリット後は2コースの小野達哉が強力パワーを生かして伸びたが、インの新田を締め切ることはできず1周1マークは差しに切り替えたが、握ってきた村上の引き波に入ってしまい攻め切れず。新田がしっかりと先マイを果たして先頭に躍り出た。2番手は小野が一歩リードし、その外に村上、内には最内差しの宇佐見が浮上。1周2マークは宇佐見が先取りするも、冷静に差した小野が2着を確保。その間をまくり差してきた村上が3着。