9月11日(木)・12日(金)・13日(土)・14日(日)・15日(月)・16日(火)
10月津で開催される津SGダービーにも出場予定の松村敏が主役を務める。3月までは優出なしとやや精彩を欠いていたが、4月以降は各地で優出を積み重ねてリズムアップを果たすと、8月津で待望の今年初Vを達成。走り慣れた地元水面でさらに勢いを加速させてダービーでも活躍を約束する。同じ地元勢の池永太も今年勝率は7点台と好ムード。こちらも7月若松で今年初優勝を飾って意気盛んだ。もうひとりの地元・永田啓二は今年V4と決定力の高さが持ち味で、これは年間V5を挙げた昨年以上のペースになっている。地元A1級トリオにとって強敵となるのはSG覇者の三嶌誠司で、当地通算勝率は出場選手トップだ。その三嶌と同じく当地でSG優出歴を持つ横澤剛治に、当地G1覇者の吉田俊彦は現A2級といえども主力候補に名前が挙がる。山本隆幸、赤坂俊輔、前沢丈史、篠田優也、佐々木翔斗ら現A1級勢も優勝戦線を盛り上げる存在なのは間違いない。
4942 柴田朋哉
記念すべき地で成長した姿をアピール!
119期生としてデビューして10年、初のA級昇級が視野に入っている地元レーサーに注目だ。2026年前期審査期間はここまで勝率5.79とキャリアハイのペースで快走を続けており、6月江戸川では自身6度目となる優出も果たすなど好リズムを刻む。急成長の大きな要因となっているのはスタート力の強化。デビュー時からフライングが多く、8期目にはF2を経験。そこから5期連続でフライングを持つ状況を作ってしまい、勝率も4点台がいっぱいに。F禍の状況を何とか打破しようと意識を変えた結果、3期前の2024年後期審査期間からはフライングがなくなり、平均スタートタイミングも3期連続でコンマ16と安定。そして迎えた今期はコンマ14とさらにスタートに鋭さが増しており、その結果が現在勝率にも表れている。当地はデビュー初出走に初優出を果たした記念すべき地とあって、今以上に勢いを加速させるには絶好の機会になるはずだ。