5月3日(土)・4日(日)・5日(月)・6日(火)・7日(水)・8日(木)
どんたく特選の2連覇&現役最多V3のダブル取りを狙う篠崎仁志がシリーズの主役を担う。2月に開催された現行モーターの初おろしシリーズでは開幕3連勝を飾って勢いづくと、そのままオール3連対をキープして王道Vを達成。福岡水面での強さは誰が相手でも別格と言える。対抗格は中辻崇人。昨年は自身初の年間最多勝利のタイトルを獲得し、近況勝率も8点超えだ。一昨年のどんたく特選を制した古澤光紀は、篠崎と同じく当大会V3へ意欲。コース取りから注目必至の石川真二や、攻撃的な走りで見せ場をつくる池永太と松田大志郎も優勝争いを激化させる存在になる。お盆戦V2と特選レースで好実績を残す里岡右貴に、3月戸田と4月若松の連続優出でリズムを上げてきた出畑孝典も上位へ。長野壮志郎はA2級も危ぶまれる期末だったが、当地G1覇者としての意地を見せるか。現A2級勢では、正月戦からの特連レース2連続Vが懸かる石倉洋行に注目が集まる。
5398 鐘ヶ江真司
養成所勝率トップがデビューを迎える!
登録番号が5400番台に突入し、5月から全国各地で136期生がデビュー。今節も2名の新人レーサーが出場する。その中で注目したいのが、養成所勝率トップの鐘ヶ江(カネガエ)真司だ。福岡支部の選手が勝率トップになったのは、115期の仲谷颯仁以来。現在の仲谷の活躍を考えれば、「養成所勝率=将来性」と言っても過言ではない。仲谷以降の勝率トップの選手を調べると、125期の定松勇樹が既にSG覇者の仲間入りを果たし、117期の吉田裕平と124期の末永和也はG1タイトルを持つ。ほかにも、SG優出歴がある118期の宮之原輝紀や、119期の井上忠政、120期の佐々木完太、122期の若林義人、126期の常住蓮、そして127期の清水愛海らはA1級として活躍中とあって、鐘ヶ江もそのポテンシャルを秘めているのは間違いない。ボートレーサーとしての第一歩を踏み出す将来のスター候補生に、温かい声援を送ってほしい。