3月22日(土)・23日(日)・24日(月)・25日(火)・26日(水)・27日(木)
出場レーサー全員に当地初優勝のチャンスがある恒例のシリーズ。近況リズムの良さでまっ先に優勝候補に名前が挙がるのは、今期勝率7点台と快調に飛ばしている濱崎直矢だ。特に今年に入ってから勢いを加速させており、2月には唐津と児島で2節連続Vを達成。この調子で福岡初Vをつかみ取るか。対抗格は小池修平。昨年は優勝こそなかったが、G1優出3回と記念戦線での活躍が増加中。今年は2月平和島で1年3カ月ぶりの優勝を決めており、勢い良く乗り込んでくる。梶野学志や永田秀二、坂元浩仁、北野輝季、坪口竜也、松本純平も調子は安定している。特に4月当地G1を走る松本は新モーターの調整をつかむ絶好の機会だ。ほかでは、長岡良也、鶴本崇文、末永祐輝の3名が本調子を取り戻しており、現A2級といえども上位勢と同等の評価が必要だろう。田中京介、鶴田勇雄、池田剛規ら走り慣れた強みがある地元勢も、頂点の座をめざして果敢に攻め立てる。
5337 出畑孝成
デビュー2回目の優出を地元でめざす!
デビュー2年目の2月鳴門で初準優、そして初優出を果たした地元の若手レーサーの成長ぶりに注目だ。その鳴門での活躍は「モーターがすごく出ていた」のが大きな要因の1つではあるが、初めての準優勝戦で白星を奪ったレースは見事のひと言。レーサー人生のターニングポイントとなったのは間違いない。勢い良く乗り込んできた当地2月戦は初日に3着2本と好発進を決めたが、2日目以降は大きな着が続く厳しい戦いを強いられた。それでも新モーターの調整をしっかりと合わせて前検日から伸び足は強めに仕上げるなど、レース面での成長はもちろん、調整面でも確かな手応えをつかんだ様子。この経験は今節では大きなアドバンテージになるだろう。また、当地はデビュー初1着を含めて2勝を挙げている点も期待値が上がる重要な要素だ。今節も素早くモーターを仕上げることができれば、自身2回目の優出、そしてさらに上まで突っ走る可能性は決して低くはない!