1月14日(火)・15日(水)・16日(木)・17日(金)・18日(土)・19日(日)
新年2節目はSG4冠、G1でも13勝と実績抜群の湯川浩司が断トツの優勝候補だ。全国でも屈指の波乗り巧者は当地でもSG優出3回、G1優出2回と好成績を残しており、24年10月戦では2コースから力強く差し切って当地3回目のVゴールを決めている。その湯川を地元水面で迎え撃つのは、前期勝率7点台と好調な平田忠則と渡邉優美に、3連率70%超えとコース不問の攻めがさえる里岡右貴、A1級キープで地力強化を証明した溝口海義也のA1級カルテットだ。小野生奈は出走回数不足でA2級だが、調子落ちは全くなくA1級レーサーと同等の評価が必要。松尾昂明も当地戦では調子関係なしの走りを見せてくれる。ほかでは、記念戦線でも奮闘中の藤原啓史朗、7期ぶりにA1級復帰を果たして意気も上昇中の坪口竜也が上位争いに食い込む。なお、現行モーター、ボート、プロペラは今節で使い納めとなる。
4485 楠原正剛
当地初V&当地通算100勝のW獲得へ
2025年前期審査期間は10月芦屋を終えた時点で勝率5.35とA級勝率には届いておらず、期間最終戦の蒲郡で勝率を押し上げる必要があった。その蒲郡では初日に逃げと抜きで連勝スタートを決めると、2日目にも6コースから道中逆転劇で開幕3連勝。予選2日間の短期決戦とあってこの時点でトップ通過が確定した。後半レースで連勝はストップしたが、準優勝戦を含めた3日目には再び連勝ゴール。勢いのまま迎えた優勝戦もインからコンマ09のトップスタートを決めて逃げ切り、自身6年5ヵ月ぶりの美酒に酔うとともに、半年でのA2級復帰にも成功した。期が替わった2025年後期審査期間は勝率的にやや出遅れる形となっているが、純地元水面が舞台なら調子に関係なく力走に期待ができる。さらに当地初制覇はデビューからの最大目標で、節目の当地通算100勝へもあと4勝に迫っている状況。どちらも今シリーズで達成する可能性は十分にある!