11月19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)・23日(土)・24日(日)
来年3月に若松で行われるSGクラシックの出場権争いは12月末まで。出場ボーダーは、最終的には優勝5回の勝率上位になりそう。2020年に年間V5を挙げたこともある藤岡俊介は、今年ここまで優勝3回をマーク。その全てが6月以降とリズムは右肩上がりで、さらに当地の一般戦は5連続優出中と好走中だ。勢いに乗って今年の優勝数を伸ばす。上田龍星、中野次郎、安河内将の3名や、松井洪弥と井上一輝の114期コンビは今年V2を挙げており、ここから優勝を積み重ねる実力は十分にある。当地4連続優出中と相性抜群の佐藤博亮も上位争いは確実だ。岡祐臣は変わらず安定した走りを見せているが、馬袋義則は勝率6点割れと精彩を欠き、青木玄太も3月宮島以来のレースで不安が残る。地元A1級の岡村慶太と魚谷香織が迎え撃つ。特に岡村は2025年前期の勝率は出場選手トップと好調で、当地3年ぶりの優勝に期待が懸かる。
5277 井上未都
急成長を遂げている地元注目株に熱視線
11月にデビュー5期目を迎え、成長スピードを上げている地元女子レーサーに注目だ。デビュー期は3着1本とプロのレベルの高さを感じる半年間となったが、2期目の昨年8月戸田で男子相手に6コースからまくり差しを決めて初1着を挙げると、3期目の今年3月津では同じくまくり差しで2勝目をゲット。白星以上に目を引くのが舟券絡みが急増したこと。2期目は1勝、3着5本だったのに対して、3期目は1勝、2着11本、3着7本をマーク。4期目(10/28時点)は白星の数も6本と増加し、2着7本、3着12本と急成長を遂げている。2期目にF2本を抱えたことでスタートは慎重なタイプだが、比重をターンスピードの強化に置いたことが勝率アップの大きな要因だ。自身初の準優入りを決めたのは10月大村の混合戦で、続く徳山の女子戦でもベスト18入りを果たしており、好素性の相棒を手にできれば今シリーズも活躍する可能性は十分にある。