5月23日(木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)・27日(月)・28日(火)
地元の松村敏は今年ここまで優出8回を数え、2月若松ではVゴールも決めるなど各地で安定感抜群の走りを披露中。20年正月戦以来となる当地制覇へ視界は良好だ。同じ地元勢ではGW戦を走ったばかりの古澤光紀が調整面で優位に運ぶ。2月芦屋地区選で優出後も快調な里岡右貴、3月以降に優出3回と調子を上げている川上剛の両者も上位を外さない。遠征勢で注目は佐藤隆太郎。近況勝率7点台とキャリアハイの活躍を見せている上に、当地は6コースから優勝歴を持つ相性のいい水面でもある。参戦するたびに当地初Vへの期待が高まる西島義則や、手堅い走りが持ち味の大澤普司、コース不問の攻めで見せ場をつくる田中和也、藤山翔大、上村純一、村上遼も優勝争いに名乗りを上げる。女子勢では、寺田千恵が混合戦を含めて当地V4と高実績。松尾夏海は当地がデビュー初Vの水面で、近況も好ペースでA1級復帰を決めて侮れない存在になりそう。
5210 藤井公人
1年2ヵ月ぶりの地元水面でアピール!
新人レーサーにとって1つのキッカケが大きな成長につながることは少なく、デビュー5期目に急成長を遂げている藤井もその1人。4期目までは282走して2着4本、3着11本と初1着の壁が大きく立ちはだかっていたが、昨年11月の戸田ルーキーシリーズで恵まれという形ながらデビュー初1着の水神祭を達成。この経験が大きな自信となり、12月常滑では5コースからのまくり差しで初めて自力での白星取り。続く若松正月戦でも1走目に白星を挙げると、その後も2、3着に食い込む好ファイト連発で初の予選を突破を果たした。成長スピードは現在も加速しており、この半年間で8勝マークと白星が急増している上に、2024年前期審査期間には2.16しかなかった勝率が2024年後期審査期間は3点台を飛び越えて4点台に乗せている。当地は23年3月戦以来の出場となるが、近況の成長ぶりを考えればシリーズを通して追いかける価値はありそう。