3月1日(金)・2日(土)・3日(日)・4日(月)・5日(火)
昨年の当地お盆レースを含めて年間V7とキャリア最高の優勝回数をマークした中辻崇人は、前期勝率も自己最高の7.44を残した。さらに今年は1月芦屋、徳山で2節連続Vを達成するなど、この勢いは誰にも止められない。追撃の一番手は同じ地元勢の渡辺浩司。当地V数は中辻の5回よりも上の6回を挙げ、2年連続で当地優勝2回と近年は無類の強さを見せつけている。この2枚看板に加えて、リズム復調ムードの水摩敦と松尾昂明が地元勢の牙城をより強固にする。立ち向かう遠征勢は、村岡賢人が昨年末の芦屋を制して好リズム。A1級復帰の勢いに乗って1月戸田で優勝を決めた重木輝彦や、変わらず安定感ある繁野谷圭介、キャリアハイの勝率を残してA1級復帰を果たした田中辰彦も上位の一角だ。優出した昨年12月戦では開幕4連勝と見せ場をつくった松江秀徳も楽しみ。平石和男と柏野幸二にも底力があるだけに、モーター次第では侮れない存在になりそう。
4424 松尾昂明
好走の多い地元水面でペースアップへ!
最近2期はA2級に甘んじているが、2023年後期審査期間の勝率が5.60だったのに対して、2024年前期審査期間の勝率は6.13と確実に調子は上向いてきている。迎えた2024年後期審査期間は2月9日時点で勝率6.52と好ペースで、2月丸亀では昨年4月芦屋以来となる優勝も決めるなど本調子に近い走りを見せている。当地は地元なら当然とも言えるが昔から好走の多い水面で、福岡3場の中でも優出数は最多の12回を数える。しかも15年9月戦から18年8月戦では5連続優出の経験もあり、21年9月戦では当地初Vも飾っている。以前に相性の良さを取材したときは「自分でも何で成績がいいのか分からないんです」と笑っていたが、無意識の状況で結果が出ているのは相性がいい証拠。また、今節は近況絶好調の師匠・中辻崇人も同時あっせん。松尾自身のリズムが上向いているのは師匠の影響が大きいだろう。その師匠との直接対決を制してさらに勢いを加速させる!