2月20日(火)・21日(水)・22日(木)・23日(金)・24日(土)・25日(日)
新モーター、新ボート、新プロペラの開幕シリーズには、全国各地からトップレーサーが集結。また、今節よりサマータイムで行われる。まず地元からは当地正月戦をV、続く唐津でも優勝して新年好スタートを切った篠崎元志が再び登場。勢いのまま当地2連続Vへ。当地を走るたびに注目を集めるのは、全24場制覇へ王手をかけている田中信一郎、そして残り2場(福岡、びわこ)の西島義則の2名。ともに念願の当地初Vへ全力アタックだ。一昨年の当地周年でG1初Vを飾ってから本格化の宮地元輝や、実績抜群の服部幸男の参戦が優勝争いをより激化させる。近況のリズムがいいのは秦英悟で、今期ここまで優勝3回と決定力あり。船岡洋一郎と近江翔吾、A1級復帰へ好ペースの下條雄太郎と宮崎奨も楽しみ。一方で白水勝也と立間充宏はリズムの立て直しが必要な状況だ。
5071 野見山拓己
着実に実績を積む地元水面で奮闘に期待
デビュー9期目の2024年前期審査期間に自身初の5点勝率を残した地元の若武者が、さらなる飛躍を誓う。その前期を含めた昨年は3月鳴門でデビュー初優出を果たすと、6月当地の「県内選手選抜・日本財団会長杯争奪戦」で地元初優出を達成。さらに8月「ライジングゼファーフクオカ杯」でも優出するなど、充実の1年となった。迎えた2024年の開幕戦・「新春開運特選レース」では低調モーターに苦労したが、最終日にはインから逃げっ切って白星奪取と意地を見せた。当地は2019年5月の「九州スポーツ杯争奪戦」でデビュー初出走を果たした記念すべき水面で、同年8月の「日刊スポーツ杯争奪戦」ではデビュー初1着をマーク。さらに前出でも触れたとおり2回の優出があるなど、福岡水面では気迫のこもった走りで結果を出している。今節はトップレーサーの走りを間近で体感できるだけに、この経験が今後のキャリアアップへの試金石となりそうだ。