1月13日(土)・14日(日)・15日(月)・16日(火)・17日(水)・18日(木)
新勝率7点台を残してA1級に復帰した井上忠政は、期またぎの11月住之江で優勝ゴール。続く下関でも2コースまくりで2節連続Vを達成するなど勢いを加速させている。新年はさらに上の舞台で活躍する姿も想像に難くない。同じ大阪支部の岡村仁も近況好調で、新勝率は出場選手2位の6.85をマーク。そろそろ当地初Vを決めても不思議はない。同じく当地初Vが懸かるのは、赤坂俊輔と榎幸司の長崎同期コンビ。ともにパワフルな攻めで上位進出をめざす。当地実績では、デビュー初優出初Vに通算でも優勝4回の実績を誇る山口裕二に注目。当地通算8優出V1と好実績を残す吉村正明、当地では好走が多い村越篤や大久保信一郎も侮れない存在になりそう。遠征勢に真っ向勝負を挑むのは、当地G1覇者の長野壮志郎だ。新期は徳山、唐津で連続優出と好リズムを刻んでおり、地元水面でさらなるペースアップへ。前回10月戦で優出した小池公生も活躍は必至だ。
5012 加倉侑征
A2級初昇級の勢いに乗って初Vを狙う
2021年後期審査期間に自身初の5点勝率を残し、さらなる成長に大きな期待が懸かっていたが、同年6月の鳴門で落水失格。その事故で大ケガを負い、一番成長を実感できる時期に1年近く走れない状態となった。それでも復帰へ向けてリハビリを続けると、22年4月の当地GWレースで実戦復帰。さすがにブランクを感じるレース内容ではあったが、その後は徐々にレース勘を取り戻して勝率も少しずつ上昇。そして迎えた2024年前期審査期間は、期初めから各地で持ち味のスピードターンで好走。平均スタートもコンマ14と90走以上した中では2回目の速い数字を残すと、勝率も自己記録を更新する5.48を残してA2級初昇級を決めた。2024年後期審査期間もリズムは右肩上がりで、11月戸田のルーキーシリーズでは自身2回目となる優出を果たした。さらに一番多く走っている純地元水面という点も加味すれば、初優勝の瞬間が訪れる可能性は十分だ。