8月22日(火)・23日(水)・24日(木)・25日(金)・26日(土)・27日(日)
当地でSGメモリアルが開催されるのは2011年の第57回大会以来。その時は地元から5名が優出し、瓜生正義が4コースまくりで優勝するなど、地元勢の活躍が光った。今大会も当地SGで優勝3回の実績を誇る瓜生をはじめ、悲願の当地SG制覇をめざす岡崎恭裕、篠崎元志、篠崎仁志や、7月児島のSGオーシャンカップでSG初Vを達成した羽野直也、SG初Vへ下準備は整っている西山貴浩と前田将太らが地元ファンのみならず全国のファンに活躍を約束する。遠征勢では、当地SGの2連続Vが懸かる石野貴之、その石野と同じく当地SGV2の吉川元浩、SG優勝歴を持つ濱野谷憲吾や菊地孝平に注目したい。今年のSG戦線はクラシックの土屋智則、グラチャンの磯部誠、オーシャンカップの羽野とニューヒーローが誕生している。その流れを引き継ぐ可能性があるのは、前出の西山や前田、山田康二、佐藤翼、丸野一樹ら実績十分の選手たちだ。
4831 羽野直也
SG覇者として名を刻み地元水面に凱旋
福岡支部に新たなスターが誕生した。17年10月の大村周年で平成生まれとしては初めてのG1制覇を達成し、その後も21年9月の徳山ヤングダービー、そして22年には3月若松と10月平和島の両周年で優勝するなど、若手レーサーの旗手としてトップ戦線で活躍。しかしSG戦線では思ったような結果が残せず、昨年まで28節出場して優出は1回のみ。それでも昨年末にはグランプリに初出場。業界最高峰のレースを経験したことがターニングポイントとなり、今年3月の平和島クラシックで2度目のSG優出。そして迎えた7月児島のオーシャンカップで歓喜の瞬間が訪れた。初日から粘り強い走りで予選突破を果たすと、準優勝戦は5コースから2着取り。同じ5号艇で登場した優勝戦は、内枠勢がもつれる展開をしっかりととらえる鮮やかなまくり差しでSG初優勝をつかみ取った。今大会はドリーム発進で、くしくも同じ5号艇で登場。まずは初日の走りに注目だ!