サマータイムのボートレース福岡「誰が勝っても福岡初優勝！九州プロレス杯」は、27日が最終日。当地初Vの挑戦権を得た6名による12R優勝戦は、シリーズリーダーの小池修平（大阪29歳）が制して幕を閉じた。スタート展示から進入に動きはなく、本番も枠なりの4対2。各選手が1艇身前後の好スタートを決める中、6コースの向所浩二がコンマ10のトップスタートを踏み込むと、そこから伸び足の良さを発揮して大外まくりを敢行。それでもインから伸び返した小池が向所をけん制しながら先マイに成功したが、握って回った分、初動の掛かりが甘くオーバーターンに。その隙を突いてきたのは2コースの坪口竜也で、1周バックの時点で小池をとらえた。しかし、2マークが近づくにつれて小池がモーターパワーを発揮。最終的には小池が坪口を抑えて先取りし、当地初Vを決めた。坪口は惜しくも2着。また、1周2マークで抜け出した松本純平が3着を確保した。