ボートレース福岡の「にっぽん未来プロジェクト競走in福岡」は、24日が最終日。今節のファイナリスト6名による12R優勝戦は、エース機を駆る岡祐臣（三重40歳）が制して幕を閉じた。進入に動きはなく枠なりの3対3。ほぼ横並びのスリット隊形から1マークまでに伸ばしたのは岡村慶太と岡の内枠両者。そのまま岡村がイン有利に先マイ態勢を築いたが、初動でうまく掛からずターンマークを少し外す旋回に。そのチャンスを逃すまいと鋭く差し込んできた岡がターン出口で岡村をとらえた。1周バックでは並走状態だったにもかかわらず、2マーク付近までに岡がエース機のパワーを存分に発揮して1艇身ほど差を広げると、2マークもしっかりと回り切って先頭を確保。当地は初優出初V、通算では21回目の優勝を決めた。岡村は2マーク逆転を狙ったが、最内から突っ込んできた中野次郎を待っての差しになって一歩後退。3着はそのまま中野が守り切った。