5日から6日間の日程で行われてきたボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー！JLC杯」。シリーズのベスト6による12R優勝戦は、地元の原田才一郎（福岡28歳）が完璧なレース内容で制した。スタート展示から6号艇の豊田健士郎が動きを見せたが、誰も譲らず枠なりのオールスロー。レース本番も同様の並びでスタートした。インからコンマ08の鋭い踏み込みを見せた原田が、そのまま1マークまでに強力な伸び足を見せつけて先マイ。ターンマークを外さない好旋回で先頭に躍り出ると、1周バックの時点で優勝を確信させるだけのリードを確保。初日ドリームの1号艇に指名された”主役”が、しっかりと期待に応えて当地初Vを飾った。2番手はともに1周1マークで差しハンドルを入れた佐々木翔斗と松本純平の争いとなり、1周2マークを内有利に先制した松本が2着浮上。果敢に握った佐々木はターンで少し流れてしまって3着に終わった。