ボートレース福岡のG3「マスターズリーグ第7戦・マンスリーBOATRACE杯」は、31日が最終日。12R優勝戦を制したのは、24号機を節イチ級に仕上げた山本隆幸（兵庫47歳）。戦前から4号艇・西島義則のコース取りに注目が集まったが、スタート展示では1～3枠勢が猛抵抗して枠なりの4対2。本番も並びは一緒だったが、西島が思ったよりも動きを見せずゆったりとした進入に。楽な起こしになった山本がコンマ05のトップスタートを決めて1マーク先制。差させず、まくらせずの完璧なターンでトップに浮上した。4コースから差した西島が猛追を仕掛けたが、その攻めもモーターパワーの後押しで寄せ付けず。今年3回目の優勝とともに、桐生PG1マスターズチャンピオンの優先出場権を確保した。佐々木康幸と渡邊伸太郎による3着争いは1周2マークで渡邊が先取りするも、冷静に交わした佐々木に軍配が上がった。