ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦　福岡J・アンクラス杯」は、8日が最終日。今節のベスト6による12R優勝戦は、湯川浩司（大阪45歳）が力強い差しで制した。スタート展示では123/456の枠なりだったが、本番は5号艇の福田宗平がピット離れで遅れて123/465の並びに。スリット隊形はほぼ横一線だったが、スリット後は2コースの湯川がグイッとひと伸び。それでも伸び切るまではなく、1コースの渡辺浩司が意地の先マイ。そのまま押し切るかに思えたが、伸び足だけではなく出足関係も仕上がっていた湯川の差しが届いてバック並走に持ち込むと、1周2マークを内有利に先取りした湯川が渡辺を振り切ってVゴール。渡辺は準優勝と悔しい結果になった。最終マークまで続いた3着争いは、杉山貴博が三角哲男に競り勝って決着。また、支部別対抗戦は大阪支部が優勝。2位は福岡支部、3位は東京支部だった。