21日から6日間の日程で行われてきたサマータイムのボートレース福岡「漫画アクション杯」は、地元・池永太（福岡39歳）の優勝で幕を閉じた。スタート展示も本番も枠なりの3対3。インからコンマ12のトップスタートを決めた上野真之介に対して2コースの池永もコンマ14の好スタート。パワー優位な池永がスリット後にグイッと伸びかけたが、上野が1マークまでに伸び返して先マイ。しかし、ターン入り口の掛かりが甘くなって痛恨のオーバーターンに。空いた懐に池永の差しハンドルが届いて1周バックでは両者が並走となり、3コースからまくり差しで迫ってきた太田が1艇身ほど後ろに控える形で1周2マークの攻防へ。太田が内に切り返して先マイに持ち込もうとしたが、池永が内に絞って2マークを先取り。上野は1周2マークも2周1マークもスピードを持った差しで逆転を狙ったが一歩届かず。最後まで先頭を守り切った池永が6度目の当地Vを決めた。