サマータイムのボートレース福岡「ヴィーナスシリーズ第1戦・マクール杯」が18日、最終日を迎えた。4日間の予選、そして準優勝戦を勝ち上がってきた6名により行われた12R優勝戦は、藤原菜希（東京37歳）が制して自身1年5カ月ぶりの頂点に立った。進入はスタート展示から中川りなが3コースカドに持ち出しての12/3456。スリット隊形は内枠3名がコンマ11～13の快ショットを見せ、そこからグイッと伸びたのは2コースの藤原で、1マーク手前までにインの渡邉優美を締め切って先制。絶好の展開となった3コースの中川が差しハンドルで迫りかけたが、ターン出口で波に乗ってしまって減速。まくり切った藤原が首位に立つと、そのまま最後まで安定した旋回を見せてゴールラインを通過した。1周1マークで中川の内に切り込んできた平山が2着を確保。3着争いは3周2マークまで続くデットヒートとなったが、米丸乃絵が渡邉に競り勝って決着。