ボートレース福岡「歳末特選・福岡観光コンベンションビューロー杯」の優勝戦が30日に行われ、ここまで王道を歩んできた末永和也（佐賀24歳）が福岡の2023年最終戦を制した。スタート展示から西田靖と山室展弘が積極的な動きを見せ、本番も136/245の並びでスタート。インを死守した末永はやや深い起こしとなったが、スタートタイミングはコンマ03と強心臓を発揮。そのまま1周1マークを完璧なターンでクリアすると、1周バックの時点で優勝を決定づけるリードを確保した。これで今年は7回目の優勝。勝負駆けだった戸田SGクラシックの出場（選考期間内の優勝は6回。※2月G1九州地区選は適用外）も確定的となり、最高の追加あっせんとなった。安達裕樹は1周1マークでブイ際を鋭く差し込んで2番手に浮上すると、1周2マークで後続を突き放して2着確保。また、3着には1周2マークで西田を冷静に差し交わした山室が浮上した。