4月13日(火)・14日(水)・15日(木)・16日(金)・17日(土)・18日(日)
SGクラシック出場組の大上卓人と西村拓也が、再び福岡水面で激戦を繰り広げる。昨年10月びわこでG2初制覇を決めた大上は、今年も2月徳山のG1中国地区選で優出。3月浜名湖G1では優出こそ逃したが、予選トップ通過を果たすなど充実ぶりが際立つ。一方の西村も、昨年は自身最多となる年間V6を達成。近況も高勝率をマークしており、こちらもレースぶりに自信があふれている。この両者が激突する初日ドリームは注目の一戦だ。近況の勢いでは、本多宏和も負けていない。今期はここまで勝率7点台と絶好調モードで、自己最高勝率を更新するのは間違いない。永井源は3月びわこで今年初Vを決め、岡田憲行も2月徳山と2月下関で連続優出と、どちらもリズムを上げてきて楽しみ。対照的に、烏野賢太と川原祐明は今期勝率6点割れと精彩を欠く内容。山本修一に関してはA級キープも危ぶまれる大不振とあって、いずれもリズムアップが必要だ。
5093 浦野海
19歳最初のシリーズで気合パンパン!
デビュー期は60走して舟券絡みなしとプロの壁が立ちはだかったが、2期目の19年12月大村でデビュー初1着を達成。3期目の20年8月当地戦では初日に4コース差しで2勝目を挙げると、最終日には6コースから差し切って3勝目。3連単は14万円券のビッグ配当を提供した。迎えた4期目は白星こそ遠ざかっているが、レースぶりは成長を感じる内容だ。特に福岡水面では現在勝率2点台前半とは思えない走りっぷりを見せてくれることが多い。瓜生正義、篠崎仁志、原田幸哉、石野貴之らのトップレーサーが出場した当地2月では、2着2本、3着3本と大健闘。1月戦でもアウトから3着2本と奮闘しており、今期ここまで10回ある舟券絡みのほとんどが当地でのもの。1マークの判断力や旋回力はキラリと光るものがあり、今後が楽しみな注目株だ。今シリーズ直前の4月10日に19歳になったばかりの若武者が、フレッシュな走りで穴党を喜ばせる。